秋田県の日本酒

秋田県の日本酒は、雪深い長い冬を生かした低温長期発酵で、ふっくらした米の旨味と、重すぎない軽やかさを両立させた酒が多い県です。

秋田県には、KIKIに8の蔵元と18本の日本酒があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米、よく使われる米は山田錦。代表銘柄は「雪の茅舎」「北あきた」「北秋田」。720mlあたりの価格の中央値は1,372円(136本、2026年10月1日時点)です。

  • 東北地方

秋田の水・気候・米は日本酒にどう効く?

秋田は雪が多く、冬が長い地域で、雪解け水が軟らかい仕込み水になります。冷たい空気は発酵をゆっくり進めるのに向いています。酒米では、大粒で心白のある「美山錦」や県オリジナルの「秋田酒こまち」などが使われ、普通酒には食用米の「あきたこまち」なども使われます。米どころとして知られ、土壌にも恵まれています。

秋田の日本酒はどんな味?

おおまかには、なめらかで、米の甘みと旨味がありながら後味は重くない酒が多いといわれます。水が軟らかいため口当たりはやさしく、吟醸酒では華やかな香りを持つ酒もあります。ただし蔵ごとに味は違い、辛口も甘口も濃醇なものもあります。

「秋田流」の造りとは?

11月ごろから仕込みが始まり、12月から2月の寒い時期に最も盛んになります。低い温度で長い日数をかけて発酵させる方法は「秋田流の低温長期発酵」と呼ばれ、雑味が出にくく、丸みのある酒に仕上がるとされます。1990年には、県と酒造組合の共同研究で県独自の「AK-1」酵母も誕生しました。

秋田の日本酒の歴史は?

1930年、秋田市の蔵で採取された酵母が、のちに「きょうかい6号酵母」として全国の蔵へ配られました。現在も使われている最も古い清酒酵母の一つです。造り手では、横手市の山内地区から出る「山内杜氏」が知られています。戦時中の企業整備で、県内の蔵は1943年に125から48に減ったと組合は紹介しています。

酒蔵が集まるのはどこ?

蔵元マップでは、県北、中央、大曲・仙北、本荘・由利、横手・湯沢の5つに分けて蔵を紹介しています。県南の横手・湯沢や大仙、秋田市周辺、由利本荘に蔵が多く、それぞれ川の水や米が少しずつ違います。

訪ねるなら、何と合わせる?

蔵見学は事前予約が必要な蔵が多く、平日のみの所もあるので、公式サイトや観光連盟のページで確かめましょう。電車やバスの本数は少ないので時刻も要確認です。食事は、きりたんぽ鍋、いぶりがっこ、ハタハタなど、旨味のある郷土料理とよく合います。

秋田県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
北鹿大館市7
秋田酒類製造秋田市1
天寿酒造由利本荘市2
山本酒造店山本郡八峰町1
秋田県醗酵工業湯沢市1
小玉醸造潟上市1
鈴木酒造店大仙市0
齋彌酒造店由利本荘市4
秋田醸造秋田市1

秋田県のお酒

もっと知る

KIKI 利き
アプリを入手