石川県の日本酒・焼酎

石川県の日本酒は、米の旨みを生かした、こくのある味わいの酒が多く、霊峰白山の伏流水と能登杜氏の技で知られる北陸の酒どころです。県独自の酒米「石川門」「百万石乃白」も使われています。

石川県には、KIKIに7の蔵元と18本の日本酒・焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米、よく使われる米は山田錦。代表銘柄は「菊姫」「加賀鳶」「手取川」。720mlあたりの価格の中央値は1,760円(137本、2026年10月1日時点)です。

  • 中部地方 · 北陸
  • GI 白山

石川の水・気候・米は日本酒にどう効く?

冬の寒さが厳しく、白山を水源とする手取川の地下水脈に恵まれています。県は独自の酒米も育て、大粒で心白の大きい「石川門」は2009年に本格販売が始まり、「百万石乃白」は県の研究センターが11年かけて開発した高精白向きの品種で、すっきりとした味わいになりやすいとされます。「五百万石」を使う蔵もあります。

石川の日本酒はどんな味?

白山のGI基準は、白山の清酒を「総じて米の旨みを活かした豊かなこく」とし、純米吟醸酒・吟醸酒は穏やかな果実のような香りとほどよい酸味があるとしています。県内には山廃仕込みに取り組む蔵もあり、「百万石乃白」のようにすっきりした酒もあり、蔵で幅があります。

石川の日本酒の歴史は?

白山の麓では古くから「菊酒」の伝統があり、1527年の「言継卿記」には、白山の菊酒を京へ持参した記述があります。冬に酒造りへ出る能登半島の出稼ぎの人々は「能登杜氏」と呼ばれ、北陸各地の蔵を支えてきました。2024年の能登半島地震では能登の蔵も被害を受け、組合は復興の状況を発信しています。

地理的表示「白山」とは?

2005年12月22日に清酒で指定された、白山市の地理的表示です。原料は国内産米(精米歩合70%以下)と白山市内で採った水だけで、酒母を使い、液化仕込みはせず、こうじ米は20%以上とします。白山市内で造り、貯蔵し、詰め、GI白山清酒管理機構の確認を受けます。

酒蔵が集まるのはどこ?

組合は金沢、白山、小松、七尾、鳳珠の5つの地域組合で成り立ち、金沢市、白山市、小松市、加賀市、能登地方などに蔵があります。

訪ねるなら、何と合わせる?

蔵の見学や試飲は予約が必要なことが多いので、各蔵の公式サイトを確認しましょう。県内一斉発売の秋の「ひやおろし」など、季節の企画もあります。日本海の魚介とよく合うとされます。

石川県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
鹿野酒造加賀市1
吉田酒造店白山市3
日本醗酵化成珠洲市1
車多酒造白山市2
菊姫白山市5
福光屋金沢市5
箔一金沢市1

石川県のお酒

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

白山日本酒2005年12月22日国税庁の一覧

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