山口県の日本酒

山口県の日本酒は、地元の米と水で造る「淡麗でさわやか」な味わいを掲げ、山田錦や県独自の酒米「西都の雫」、桜の花から分離した酵母などに特色があります。萩には国の地理的表示(GI)もあります。

山口県には、KIKIに3の蔵元と10本の日本酒があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米大吟醸、よく使われる米は山田錦。代表銘柄は「東洋美人」「獺祭」「五橋」。720mlあたりの価格の中央値は1,584円(61本、2026年10月1日時点)です。

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  • GI 萩

山口の米と水は?

酒造好適米は山田錦が広く使われ、県独自の「西都の雫」も多くの蔵で使われています。西都の雫は、穀良都を母、山田錦を親に持つ西海222号を父として交配・選抜された品種です。北の萩では、火山性の岩石や花崗岩に由来する、ミネラルの少ない柔らかな水が使われます。

山口ならではの酵母は?

県産業技術センターの研究から生まれた「やまぐち・桜酵母」は、阿知須の桜の花から分離された酵母です。1999年の春に研究が始まり、酒造に向く株が見つかりました。これを使った低アルコールの甘口酒などが、複数の蔵から出ています。

山口の日本酒はどんな味?

県の酒造組合は、山口の地酒を「淡麗さわやか」と紹介しています。西都の雫で醸した酒は、すっきりとキレのよい味わいと紹介する蔵が多くあります。蔵ごとの違いも大きいので、気になった銘柄から試してみましょう。

山口の日本酒の歴史は?

萩は17世紀に毛利輝元が城下町を築いた土地で、周囲を山に囲まれ、酒は海路や峠を越えて運ばれていました。やがて近隣の米で酒が造られるようになり、長門市周辺の大津杜氏の技術が伝わったと、国税庁の資料は説明しています。1990年頃からは、蔵元が農家と組んで、たんぱく質の少ない酒米づくりにも取り組んでいます。

地理的表示「萩」とは?

2021年3月30日に、萩市と阿武郡阿武町を産地とする清酒で指定されました。使えるのは、産地内で収穫した3等以上の米と産地内の水だけを使い、産地内で製造・貯蔵・容器詰めまでしたお酒です。使用前に萩地区地理的表示管理委員会の確認を受けます。基準では、米由来のふくよかな旨味と爽やかな酸味が特徴で、バナナやメロン、青竹のような香りを感じられるとされています。

酒蔵が集まるのはどこ?

KIKIには、岩国市、周南市、下松市、宇部市、山口市、萩市などの蔵の銘柄が載っています。県内の蔵は、瀬戸内海側から日本海側まで、幅広く点在しています。

訪ねるなら、何と合わせる?

蔵見学や試飲は蔵ごとに受け付けが違うので、事前に公式サイトで確認しましょう。萩は城下町の歩きやすい町並みで知られます。地元の食では、白身魚やかまぼこなど淡白な味わいの食材が、萩の酒とよく合うと基準に書かれています。

山口県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
澄川酒造場萩市5
酒井酒造岩国市2
獺祭岩国市3

山口県のお酒

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

萩日本酒2021年3月30日国税庁の一覧

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