滋賀県の日本酒
滋賀県の日本酒は、米由来のふくよかな甘みとうま味に、しっかりした酸味が加わった味わいが持ち味で、冷酒から燗酒まで幅広い温度で楽しめます。琵琶湖を囲む近江の米と水が土台です。
720mlあたりの価格の中央値は1,540円(21本、2026年10月1日時点)です。
- 近畿地方
- GI 滋賀
滋賀の水・気候・米は日本酒にどう効く?
県の中央に日本最古で最大の湖・琵琶湖があり、周りを比良、比叡、伊吹、鈴鹿の山々が囲みます。国税庁の基準によると、約460の川が湖に流れ込み、伏流水が近江盆地の稲作を支えてきました。冬は盆地特有の底冷えがあり、発酵が穏やかに進みます。酒米は吟吹雪、玉栄、山田錦などが栽培され、2004年には昔の奨励品種「滋賀渡船6号」も復活しました。
滋賀の日本酒はどんな味?
基準は、穏やかな甘みとうま味が膨らむ中にしっかりした酸味がある、と説明しています。純米酒は控えめな香りの中に米や果実を思わせる香り、純米吟醸は華やかな吟醸香があり、いずれも飲み飽きしない酒質とされます。蔵ごとの個性もあります。
滋賀の日本酒の歴史は?
室町時代には百済寺の僧坊酒が記録に残ります。江戸時代は東海道や中山道などの街道沿いで酒造りが盛んになり、全国で活躍した近江商人には、酒造りに携わる人も多くいました。明治時代には大津に能登杜氏の紹介所ができ、多くの能登杜氏が県内の蔵で働きました。大正時代には県内に200を超える酒造場があったと基準は記しています。
地理的表示(GI)「滋賀」とは?
2022年4月13日に清酒で指定されました。使えるのは、滋賀県内で収穫した米(3等以上)だけを米と米麹に使い、水も県内で採ったものだけを使うお酒です。米、米麹、水だけで造り、製造・貯蔵・容器詰めまで県内で行います。出荷前に滋賀県酒造業協同組合が確認します。
酒蔵が集まるのはどこ?
県酒造組合の蔵めぐりは、大津・湖西、湖南、湖東、甲賀、湖北の地域に分かれています。組合には約30の蔵が加盟しています。旧街道沿いや宿場町に蔵が残るところもあります。
訪ねるなら、何と合わせる?
組合の公式サイトには蔵のページと、二つの蔵の360度バーチャル見学があります。見学や購入の可否は蔵ごとに違うので、公式サイトで確認しましょう。地元の食では、琵琶湖の魚や、発酵食品の鮒ずしなど、酸味やうま味のある料理と、ふくよかな酒が合います。
国税庁の指定記録
国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:
| 滋賀 | 日本酒 | 2022年4月13日 | 国税庁の一覧 |
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