岩手県の日本酒・焼酎

岩手県の日本酒は、口当たりが柔らかく、米の旨味が豊かな酒質が持ち味で、日本最大級の杜氏集団「南部杜氏」の技に支えられています。

岩手県には、KIKIに4の蔵元と10本の日本酒・焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米吟醸。代表銘柄は「あさ開」「南部美人」「AKABU」。720mlあたりの価格の中央値は1,821円(65本、2026年10月1日時点)です。

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  • GI 岩手

岩手の水・気候・米は日本酒にどう効く?

北上高地と奥羽山脈に挟まれた岩手には、北上川や各地の名水が流れます。国税庁の基準は、県内の伏流水や地下水がミネラルを含み、酵母や麹の働きを助けると説明しています。内陸では氷点下20度以下になる地域もあり、この寒さは低温での長い発酵に向いています。県は寒さに強い酒米「吟ぎんが」「ぎんおとめ」「結の香」を育て、県独自の酵母や麹菌も開発してきました。

岩手の日本酒はどんな味?

国税庁の基準では、岩手の清酒は口当たりが柔らかく、米由来の旨味が穏やかに広がり、青竹や新緑のような爽やかな香りがあるとされています。純米吟醸酒や吟醸酒では、青りんごや洋梨のような瑞々しい香りも挙げられています。あたためた郷土料理にも合わせやすい食中酒ですが、味は蔵ごとに違います。

岩手の日本酒の歴史は?

1678年、近江出身の商人が紫波(現在の紫波町)で造り酒屋を始め、上方から職人を連れてきたことが、今の清酒のもとになる「澄み酒」造りの始まりとされています。農家が農閑期に他地域へ働きに出て、南部杜氏として広まりました。2011年の東日本大震災の後には、県産の米、麹菌、酵母だけで造る「オールいわて清酒」が復興の象徴として広められました。

地理的表示「岩手」とは?

2023年9月25日に清酒で指定されました。使えるのは、米と米こうじに国産米のみを使い、水は岩手県内で採ったものだけを使い、県内で製造・貯蔵・容器詰めまでしたお酒です。「オールいわて清酒」の表示には、さらに県内産の米と県内で育種した麹菌・酵母が必要です。使用前に地理的表示岩手管理機関の確認を受けます。

酒蔵が集まるのはどこ?

観光情報サイト「いわての旅」は、盛岡、紫波、花巻、一関、三陸沿岸、県北と地域ごとに酒を紹介しています。南部杜氏の里といわれる花巻や紫波を含め、内陸から沿岸まで蔵が点在し、地域ごとに風土と酒質が異なります。

訪ねるなら、何と合わせる?

花巻市の南部杜氏伝承館では、酒造用具や杜氏の歴史を見られ、有料の試飲コーナーがあります。蔵見学は予約が必要な蔵が多いので、公式サイトで確かめましょう。国税庁の基準は、郷土料理のひっつみなど、具材の旨味がしみた温かい料理との相性を挙げています。

岩手県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
酔仙酒造陸前高田市1
あさ開盛岡市4
南部美人二戸市3
赤武酒造盛岡市2

岩手県のお酒

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

岩手日本酒2023年9月25日国税庁の一覧

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