鳥取県の日本酒

鳥取県の日本酒は、純米酒づくりの伝統が強く、口当たりが柔らかく、米の旨味がしっかり感じられる味わいです。燗にすると旨味が増す酒が多く、県独自の酒米「強力」も知られています。

鳥取県には、KIKIに2の蔵元と2本の日本酒があります。代表銘柄は「こなき」「梅ちゃん」。720mlあたりの価格の中央値は1,925円(52本、2026年10月1日時点)です。

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鳥取の水と気候は日本酒にどう効く?

北に日本海、南に中国山地がある細長い地形で、川は短く、地下水や伏流水は軟らかく清らかです。冬は曇りが多く、夜の冷え込みが厳しすぎないため昼夜の温度差が小さく、もろみの管理がしやすいと国税庁の資料は説明しています。

鳥取の酒米「強力」とは?

強力(ごうりき)は交配されていない在来の品種で、大粒で、吟醸酒造りに向く線状の心白を持ちます。稲が高く倒れやすいため一度は姿を消しましたが、1989年に鳥取大学に残っていた種もみから復活しました。長く熟成させると旨味が増し、県の純米酒に個性を与えているとされます。ほかに玉栄なども使われています。

鳥取の日本酒はどんな味?

国税庁の基準は、鳥取の清酒を、やわらかい口当たりで米の旨味を引き出した、キレのある酒としています。酸味があり、温度で表情が変わり、燗上がりする酒も多いとされ、松葉ガニのような旨味の豊かな料理や海産物に合わせる食中酒だと説明しています。

鳥取の日本酒の歴史は?

鳥取での清酒の始まりは、寛永5年(1628)に播州高砂から来た高砂屋六兵衛とされます。戦後、アルコール添加や増醸が広がるなか、県の技術者だった上原浩氏が水と米だけで造る純米酒を提案し、1967年に高精白と低温発酵の純米酒づくりが始まりました。昭和50年代の終わり頃には、ほとんどの蔵で純米酒が造られるようになり、「純米酒王国」と呼ばれています。

地理的表示「鳥取」とは?

2025年10月1日に清酒で指定されました。使えるのは、県内産の米(3等以上)と県内の水だけを使い、県内で製造・貯蔵・容器詰めまでした「純米酒」です。さらに、酒米の蒸しには甑を使うこと、米こうじは「盛り」以降を1容器40キロ以下で造ること、こうじ米を白米の20%以上使うことが決まっています。確認は鳥取県酒造協同組合が行います。

酒蔵が集まるのはどこ?

鳥取市など県東部の因幡地方には、日置桜、諏訪泉、辨天娘など、個性の違う蔵の酒があります。県内には東部、中部、西部それぞれに酒蔵があり、地域の風土や食に合わせた酒造りが行われています。

訪ねるなら、何と合わせる?

鳥取駅周辺には、地酒を扱う店や県東部の特産品店があります。蔵見学は事前予約が必要な蔵が多いので、公式サイトで確認しましょう。地元の食では、松葉ガニをはじめ海の幸が、純米の旨味と温度の違いを楽しめる酒とよく合います。

鳥取県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
梅津酒造東伯郡北栄町1
千代むすび酒造境港市1

鳥取県のお酒

価格:2026年10月1日時点
お酒種類蔵元720mlあたり
こなき純米 超辛口純米千代むすび酒造1,320円
冨玲 果実酒用 梅ちゃん日本酒梅津酒造1,188円

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

鳥取日本酒2025年10月1日国税庁の一覧

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