岡山県の日本酒・焼酎
岡山県の日本酒は、酒米「雄町」で知られ、雑味の少ない軽快な淡麗旨口が伝統的な持ち味です。備中杜氏の技と、瀬戸内の温暖な気候が背景にあります。
岡山県には、KIKIに2の蔵元と6本の日本酒・焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米大吟醸、よく使われる米は雄町。代表銘柄は「木村式 奇跡のお酒」「燦然」「初代亀蔵」。720mlあたりの価格の中央値は1,876円(67本、2026年10月1日時点)です。
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岡山の気候と水は?
岡山は温暖な気候に恵まれ、三大河川が育む澄んだ水があります。県の観光サイトは、酒造りに欠かせない良質な米と水、そして杜氏の技が揃う土地だと紹介しています。
雄町とはどんな米?
雄町は1859年に見出され、岡山で栽培が始まった品種です。粒が大きく、中心の白い部分「心白」が大きくて柔らかいため、麹菌が入りやすく、旨味に奥行きが出ると言われます。一方で背が高く倒れやすい上に病害虫にも弱く、作付けは1973年に約3ヘクタールまで減りましたが、2019年には約600ヘクタールまで回復しました。県の観光サイトは、現在は全国の生産の約95%を岡山が占めるとしています。
岡山の日本酒はどんな味?
組合は、備中流の酒質を「爽やかな香りで旨みがあり、アミノ酸が少なく、軽快で雑味が少ない飲みやすい淡麗型の旨口」と説明しています。近年は他地域の杜氏の流派も加わり、淡麗から濃醇まで多彩です。淡麗辛口と甘口は県南(備前・備中)に、濃醇な旨口は県北(美作)にやや多いとされます。
岡山の日本酒の歴史は?
岡山の酒造りは、万葉集に吉備の酒が詠まれるほど古くからあると組合は紹介しています。備中杜氏の祖は、元禄年間(1688〜1703)に灘で酒造りを学んだ浅野弥治兵衛とされ、文化年間には備中杜氏の名が広まりました。1899年に杜氏組合が設立され、1907年の第1回全国清酒品評会で岡山の酒が優等賞に入り、技術の高さが知られるようになりました。
酒蔵が集まるのはどこ?
県酒造組合は蔵元を、備前(岡山・瀬戸・西大寺)、備中(児島・倉敷・玉島・笠岡・高梁)、美作(久世・津山・美作)の3つのエリアで紹介しています。雄町を使う蔵は県内各地に点在します。
訪ねるなら、何と合わせる?
美作の真庭市勝山にある辻本店は、1804年創業の蔵で、予約制の見学ツアーや直営の食事処があります。日程や料金は公式サイトで確認しましょう。地元の食では、瀬戸内の魚介やばらずしなど、素材の味を生かした料理が、軽快で旨味のある酒とよく合います。
岡山県の蔵元
岡山県のお酒
| お酒 | 種類 | 蔵元 | 720mlあたり |
|---|---|---|---|
| 木村式 奇跡のお酒 純米大吟醸 原酒 雄町 45磨 | 純米大吟醸 | 菊池酒造 | 4,680円 |
| 燦然 純米大吟醸 雄町 50 | 純米大吟醸 | 菊池酒造 | 2,024円 |
| 木村式 奇跡のお酒 純米吟醸 雄町 | 純米吟醸 | 菊池酒造 | 1,876円 |
| 初代亀蔵 シェリー樽貯蔵 本格米焼酎 | 米焼酎 | 宮下酒造 | 1,992円 |
| 燦然 純米大吟醸 原酒 山田錦 40磨 | 純米大吟醸 | 菊池酒造 | 3,720円 |
| 男の勲章 長期樫樽貯蔵 米焼酎 | 米焼酎 | 宮下酒造 | 1,430円 |