京都府の日本酒

京都府の日本酒は、丸みのあるやわらかな口当たりと、適度なうまみ・甘みが持ち味で、京料理の味を邪魔せず引き立てる食中酒です。中心は、良質な中硬水に恵まれた伏見です。

京都府には、KIKIに6の蔵元と24本の日本酒があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米、よく使われる米は山田錦。代表銘柄は「月桂冠」「澤屋まつもと」「玉乃光」。720mlあたりの価格の中央値は1,562円(134本、2026年10月1日時点)です。

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京都の水・気候・米は日本酒にどう効く?

府の中央を丹波高原が走り、水は日本海側と太平洋側に分かれて流れます。地層は主に花崗岩で、国税庁の基準では、その水が軟水から中程度の硬水になるとされています。冬は北部で雪が多く、南部の京都盆地では底冷えがあり、この寒さがもろみをゆっくり発酵させます。伏見の水は、カリウムやカルシウムをバランスよく含む中硬水と説明されています。京都産の酒米には「祝」があり、淡麗な味と独特の香りを特徴とします。

京都の日本酒はどんな味?

基準では、口当たりが丸くやわらかく、うまみと甘みにふくらみがあり、香りに品があると表現されています。伏見の酒は、きめ細かくまろやかな風味といわれます。もちろん蔵によって個性があり、全部が同じ味というわけではありません。

京都の日本酒の歴史は?

平安時代には、宮中に酒造りを担う役所「造酒司」がありました。伏見が大きく栄えたのは、豊臣秀吉が伏見城を築いた安土桃山時代です。江戸時代には淀川の水運の要所となり、明治後半には全国に名を知られる酒どころになりました。明治には防腐剤を使わず、瓶を加熱殺菌する方法で酒を出した例があり、昭和には四季醸造も早くから取り入れています。

地理的表示(GI)「京都」とは?

2025年10月1日に清酒で指定されました。米と米麹に国産米だけを使い、水は京都府内で採ったものだけを使います。製造も貯蔵も容器詰めも京都府内で行うことが条件です。出荷前に京都府酒造協同組合が確認します。

酒蔵が集まるのはどこ?

最も知られるのは京都市伏見区の伏見で、酒造組合は隣の城陽の蔵も含みます。府の北部にも蔵があり、雪の多い気候の中で酒を造っています。

訪ねるなら、何と合わせる?

伏見は、酒蔵の町並みや資料館、御香宮神社の名水などを歩いて巡れます。組合は日本語と英語の見学マップを出しています。見学や試飲は蔵ごとに予約の要否が違うので、公式サイトで確認しましょう。合わせるなら、だしを生かした京料理、豆腐や湯葉、京野菜など、素材の味を大切にする料理が向きます。

京都府の蔵元

蔵元市町村掲載本数
小山本家酒造神戸市東灘区8
向井酒造伊根町1
月桂冠京都市伏見区7
北川本家京都市伏見区1
松本酒造京都市伏見区4
玉乃光酒造京都市伏見区3

京都府のお酒

価格:2026年10月1日時点
お酒種類蔵元720mlあたり
富翁 純米酒 美肌純米北川本家1,294円
無冠盃 辛口普通酒小山本家酒造332円
天狗のとぶろく日本酒小山本家酒造599円
月桂冠 超特撰 鳳麟 純米大吟醸純米大吟醸月桂冠1,952円
伊根満開 赤米酒純米向井酒造1,980円
小山本家 界普通酒小山本家酒造345円
月桂冠 糖質・プリン体Wゼロ普通酒月桂冠450円
賜杯桜 蔵そだち普通酒小山本家酒造309円
月桂冠 つき普通酒月桂冠394円
玉乃光 純米吟醸 みぞれ酒 青パック純米吟醸玉乃光酒造1,188円
澤屋まつもと 守破離 五百万石純米松本酒造1,232円
米一途 純米酒純米小山本家酒造452円
月桂冠 レトロボトル 吟醸酒吟醸月桂冠3,300円
月桂冠 山田錦 純米純米月桂冠620円
浜福鶴 備前雄町 大吟醸大吟醸小山本家酒造865円
月桂冠 上撰普通酒月桂冠569円
澤屋まつもと 純米酒純米松本酒造1,100円
澤屋まつもと 守破離 山田錦純米大吟醸松本酒造1,848円
玉乃光 純米大吟醸 備前雄町純米大吟醸玉乃光酒造2,090円
小山本家 おいしい大吟醸大吟醸小山本家酒造558円
月桂冠 超特撰 特別純米 純金箔入り特別純米月桂冠1,540円
玉乃光 純米吟醸 酒魂純米吟醸玉乃光酒造1,012円
澤屋まつもと 守破離 雄町純米吟醸松本酒造1,760円
小山本家 プレミアム鬼ころし 濃醇原酒日本酒小山本家酒造359円

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

京都日本酒2025年10月1日国税庁の一覧

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