東京都の日本酒・焼酎

東京の酒には二つの顔があります。日本酒は多摩地域の伏流水などで仕込む蔵が中心で、伊豆諸島では麦こうじで造る独特の島焼酎「東京島酒」が地理的表示に指定されています。

東京都には、KIKIに7の蔵元と10本の日本酒・焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は芋焼酎。代表銘柄は「こくいも」「かのか」「こくいも」。720mlあたりの価格の中央値は1,140円(46本、2026年10月1日時点)です。

  • 関東地方
  • GI 東京島酒

東京の水と気候は酒にどう効く?

東京都酒造組合によると、都内で日本酒を造る蔵は23区に1社、多摩地域に9社です。仕込み水は、地下150mの伏流水(東村山市)、城山の湧水(あきる野市)、武蔵野台地の伏流水(狛江市)など、蔵ごとに出どころが違います。伊豆諸島の焼酎は、小さな火山島の小規模な河川や地下水を使い、多くは軟水です。

東京の酒はどんな味?

日本酒は蔵ごとの個性が中心です。東京島酒については、国税庁の基準が、麦の香ばしさと草木のような清涼感のある香り、やわらかで軽快な後口の中にコクと旨味があると説明しています。

東京の酒の歴史は?

組合によると、寛政2年(1790年)に幕府が江戸の有力な酒造家11軒に上質の酒の製造を命じ、この頃から江戸の酒造業が一段と発展したといいます。多摩の青梅には元禄15年(1702年)創業の蔵があります。島では、嘉永6年(1853年)に八丈島へ流された薩摩の商人、丹宗庄右衛門が芋焼酎の造り方を伝えたとされています。

地理的表示「東京島酒」とは?

令和6年3月13日に、伊豆諸島の焼酎(単式蒸留焼酎)として指定されました。原料は国内産のさつまいもと、麦こうじ、伊豆諸島の島内で採った水だけです。島内で発酵、蒸留、貯蔵、容器詰めまでを行い、GI東京島酒管理委員会の確認を受けます。芋焼酎、麦焼酎、芋と麦のブレンドの三つのタイプがあります。

酒蔵が集まるのはどこ?

多摩では青梅市、福生市、あきる野市、八王子市、東村山市、府中市に蔵があり、港区にも1軒あります。伊豆諸島では、八丈島に4つの蔵があるほか、三宅島、神津島、青ヶ島などにも蔵があります。

訪ねるなら、何と合わせる?

福生市の石川酒造は予約制の見学ツアーを行っています。立川駅近くには都の組合のアンテナショップがあります。国税庁の基準は、東京島酒を伊豆の魚の刺身や、くさや、明日葉の料理と合わせる食べ方を紹介しています。

東京都の蔵元

蔵元市町村掲載本数
青ヶ島酒造青ヶ島村1
サッポロビール渋谷区2
神津島酒造神津島村1
八丈興発八丈島八丈町1
小澤酒造青梅市1
アサヒビール墨田区1
サッポロ渋谷区3

東京都のお酒

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

東京島酒焼酎2024年3月13日国税庁の一覧

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