埼玉県の日本酒
埼玉県の日本酒は、荒川と利根川の伏流水にちなむ軟水で仕込まれ、やわらかく口当たりのよいまろやかな酒質が持ち味です。県オリジナルの酒米「さけ武蔵」も、多くの蔵で使われています。
埼玉県には、KIKIに1の蔵元と1本の日本酒があります。代表銘柄は「都ほまれ」。720mlあたりの価格の中央値は1,760円(35本、2026年10月1日時点)です。
- 関東地方
埼玉の水・気候は日本酒にどう効く?
県酒造組合によると、県内の蔵は荒川水系と利根川水系の伏流水で酒を仕込みます。荒川水系の方が硬度はやや高いものの、全体としては軟水です。
酒米「さけ武蔵」とは?
平成16年に県が新しい酒米「さけ武蔵」を開発しました。「若水」と「改良八反流」を親に持つ大粒の品種で、心白が大きく、良い麹が造りやすいとされています。
埼玉の日本酒はどんな味?
組合は、埼玉の水は軟水のため酒質がやわらかく、口当たりのよいまろやかな酒になると説明しています。蔵ごとの個性はあるので、一つの型に決めつけず、種類の表示や蔵の説明も見て選びましょう。
埼玉の日本酒の歴史は?
県酒造組合の前身にあたる「埼玉県酒造組合連合会」は、1890年12月に発足しました。県西部の小川町は、秩父山系を源にする水と酒造りに向いた気候から、古くは「関東灘」の異名を持つ名醸地として紹介されています。近年は、県産業技術総合センターで開発された酵母が吟醸酒造りに使われ、平成17年には若手技術者を育てる「彩の国酒造り学校」も開校しました。
酒蔵が集まるのはどこ?
組合は蔵元を三つの地域に分けています。中部にはさいたま市、蓮田市、久喜市、幸手市など、西部には川越市、日高市、飯能市、入間郡の毛呂山町と越生町、比企郡小川町があります。北部は秩父市、長瀞町、熊谷市、深谷市、行田市、羽生市、加須市などです。小川町には現在、稼働している蔵が二つあります。
訪ねるなら、何と合わせる?
蔵見学や直売の有無は蔵ごとに違うので、公式サイトで確認しましょう。組合では、県産米と県産酵母を使った酒を三段階で認証する「彩SAKE AGRI認証」も始めるとしています。県北の深谷ねぎ、秩父のそばなど、地元の素材とやわらかな酒は合わせやすい組み合わせです。
埼玉県の蔵元
| 蔵元 | 市町村 | 掲載本数 |
|---|---|---|
| 東亜酒造 | 羽生市 | 1 |