佐賀県の日本酒・焼酎

佐賀県の日本酒は、米の旨みが豊かでまろやかな甘みが口いっぱいに広がる「芳醇旨口」が持ち味で、味の濃い料理にも負けないふくよかさがあります。2021年に、九州の清酒として初めて地理的表示「佐賀」に指定されました。

佐賀県には、KIKIに4の蔵元と9本の日本酒・焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は芋焼酎。代表銘柄は「魔界への誘い」「七田」「のんのこ」。720mlあたりの価格の中央値は1,496円(68本、2026年10月1日時点)です。

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佐賀の水・気候・米は日本酒にどう効く?

北は玄界灘、南は有明海に面し、背振山地や多良岳から流れ出る伏流水と、筑後川や嘉瀬川がつくった広い佐賀平野があります。温暖な気候で、古くから九州有数の穀倉地帯として米づくりが盛んでした。良い米と豊かな水がそろっていたことが、酒造りの土台になったと国税庁の基準は説明しています。

佐賀の日本酒はどんな味?

基準では、佐賀の清酒を「総じてふくよかな米の旨みを多く残し、口当たりはまろやか」としています。純米酒や吟醸酒などは、香りの余韻と米の甘みのあとに確かな旨みが来るタイプです。一方で、キレのある辛口やフルーティーな香りのものもあり、蔵ごとの違いを楽しめます。

佐賀の日本酒の歴史は?

鎌倉時代に「肥前酒」を幕府へ献上したという伝承があります。酒造りが盛んになったのは江戸末期で、佐賀藩主の鍋島直正が藩の財政を立て直すため奨励したといわれます。酒は長崎街道などで九州各地へ運ばれました。県は2004年に「佐賀県原産地呼称管理制度」を作り、県産の米と水を100%使い、審査に合格した酒を「The SAGA 認定酒」としています。

地理的表示「佐賀」とは?

2021年6月14日に清酒で指定されました。米と米こうじは国産米のみ、水は佐賀県内で採ったもののみを使い、県内で製造・貯蔵・容器詰めまで行うことが条件です。特定名称酒でないお酒には、甘辛度が0を超えるという数値の条件もあります。使用前にGI佐賀管理委員会(佐賀県酒造組合内)の確認を受けます。「The SAGA 認定酒」と併記する場合は、県内で収穫した米だけを使います。

酒蔵が集まるのはどこ?

鹿島市の肥前浜宿には、江戸時代の宿場町の面影が残る「酒蔵通り」があり、市内に今も6軒の蔵があります。ほかに嬉野市、天山のふもと、伊万里・有田など、県内各地に20軒以上の蔵が点在します。

訪ねるなら、何と合わせる?

毎年3月に鹿島の蔵が合同の蔵開きを行い、嬉野でも蔵のイベントがあります。見学や試飲は蔵ごとに条件が違うので、公式サイトで確認しましょう。運転する人は飲まないでください。食では、甘辛い味付けや味の濃い料理が合うとされ、嬉野の湯豆腐とも相性がよいと紹介されています。

佐賀県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
光武酒造場鹿島市5
富久千代酒造鹿島市0
五町田酒造嬉野市1
天山酒造小城市2
宗政酒造西松浦郡有田町1

佐賀県のお酒

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

佐賀日本酒2021年6月14日国税庁の一覧

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