長崎県の焼酎
長崎県は、壱岐島の麦焼酎(地理的表示「壱岐」)で知られる焼酎の産地です。壱岐、対馬、五島、島原半島、本土の各地に、焼酎と日本酒を造る蔵が点在しています。
長崎県には、KIKIに3の蔵元と4本の焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は麦焼酎。代表銘柄は「壱岐」「初代嘉助」「二千年の夢」。720mlあたりの価格の中央値は1,518円(28本、2026年10月1日時点)です。
- 九州地方
- GI 壱岐
長崎の水・風土・原料は焼酎と日本酒にどう効く?
玄界灘に浮かぶ壱岐は平らな島で、玄武岩の層を通ってきた豊富な地下水があり、米作りや麦作が盛んでした。島原半島の蔵は雲仙岳の伏流水を仕込み水に使い、五島では畑でさつまいもを育てて焼酎にする蔵があります。離島や半島ごとに原料も水も違うため、味の幅が広いのが長崎の特徴です。
長崎の焼酎はどんな味?
壱岐焼酎について国税庁の基準は、麦の爽やかな香りと、米こうじの甘く厚みのある味わい、そして地下水に由来するキレのよい飲み口としています。五島の芋焼酎には、さつまいもらしいやさしい甘みを生かしたものがあります。日本酒は小規模な蔵が多く、蔵ごとに個性が異なります。
壱岐の麦焼酎の歴史は?
壱岐は大陸と日本を結ぶ交易路にあり、蒸留の技術が伝わったといわれます。壱岐焼酎の組合は、16世紀頃に麦焼酎づくりが始まったとして「麦焼酎発祥の地」と紹介しています。国税庁の基準も、記録に残る麦焼酎では壱岐のものが最も古いとされる、と述べています。もとは農家が自分たちで飲むために造っていたと伝わります。
地理的表示「壱岐」とは?
1995年6月30日に蒸留酒(単式蒸留焼酎)で指定されました。原料は大麦だけで、こうじは米こうじのみ、こうじと穀類の重量比はおよそ1対2です。水は壱岐市内で採ったもののみを使い、壱岐市内で発酵・蒸留し、貯蔵や容器詰めも市内で行います。壱岐焼酎管理委員会の確認を受けます。
酒蔵が集まるのはどこ?
長崎県酒造組合は、清酒と本格焼酎を造る23の蔵で組織されています。壱岐島にはそのうち7つの蔵があり、島原半島、対馬、五島列島、長崎本土にも蔵があります。
訪ねるなら、何と合わせる?
壱岐は福岡(博多)の北西約76キロの玄界灘に浮かぶ島です。蔵見学や試飲の可否は蔵ごとに違うので、公式サイトで確認しましょう。春に蔵開きをする蔵もあります。壱岐では、新鮮な魚介や海女さんが獲るウニ、壱岐牛が名産で、米麹の甘みと麦の香ばしさのある壱岐焼酎とよく合うと紹介されています。
長崎県の蔵元
長崎県のお酒
| お酒 | 種類 | 蔵元 | 720mlあたり |
|---|---|---|---|
| 壱岐 スーパーゴールド 22 | 麦焼酎 | 玄海酒造 | 1,132円 |
| 初代嘉助 | 麦焼酎 | 壱岐の華 | 1,028円 |
| 二千年の夢 長期貯蔵原酒 42度 | 麦焼酎 | 壱岐の蔵酒造 | 2,775円 |
| 壱岐の華 侘美寂美 白麹 | 麦焼酎 | 壱岐の華 | 1,000円 |
国税庁の指定記録
国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:
| 壱岐 | 焼酎 | 1995年6月30日 | 国税庁の一覧 |
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