三重県の日本酒・焼酎

三重県の日本酒は、暖かみのある芳醇な味わいで、甘みや辛みは穏やか、爽やかな酸味が余韻をきれいにまとめます。伊勢湾や太平洋の魚介と合わせる食中酒として育ってきました。

三重県には、KIKIに5の蔵元と7本の日本酒・焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米大吟醸、よく使われる米は山田錦。代表銘柄は「作」「久寿」「半蔵」。720mlあたりの価格の中央値は1,606円(77本、2026年10月1日時点)です。

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三重の水・気候・米は日本酒にどう効く?

紀伊半島の東側にあり、鈴鹿山脈や紀伊山地の山々を背に、伊勢湾と太平洋に面しています。国税庁の基準によると、冬は「鈴鹿おろし」「布引おろし」と呼ばれる乾いた寒風が吹き、伊賀盆地では気温差が大きくなります。鈴鹿の雪解け水や、雨の多い紀伊山地の水が、県内に豊富な仕込み水を供給します。県独自の酒米として「神の穂」があり、瓶のラベルにも登場します。

三重の日本酒はどんな味?

基準は、口に含むと旨味を感じるなめらかな舌触りで、甘みや辛みが穏やか、爽やかな酸味が静かに引いていく透明感のある余韻、と表現しています。脂の少ない淡白な魚介と合わせると、食材の旨味が引き立ち、臭みは酸味で和らぐとされています。特に貝類や甲殻類との相性がよいといわれます。

三重の日本酒の歴史は?

伊勢神宮には江戸時代から「お伊勢参り」の参拝者が全国から訪れました。その人々をもてなす酒として、県内で酒造りが盛んになったとされています。古代には海産物を朝廷に献上する役目があり、豊かな魚介と共に飲む酒として発展しました。近年は県の工業研究所と独自の清酒酵母を開発し、若手技術者の研究会も開いています。

地理的表示(GI)「三重」とは?

2020年6月19日に清酒で指定されました。米と米麹に使うのは国産米(3等級以上)だけで、水は三重県内で採ったものだけを使います。製造、貯蔵、容器詰めも県内で行い、清酒の製法品質表示基準で定める特定名称酒であることが条件です。出荷前に三重県酒造協同組合が確認します。

酒蔵が集まるのはどこ?

県内には約30の蔵があります。北の桑名、四日市、鈴鹿、津から、中部の伊勢、山あいの伊賀・名張、南の大台町まで、各地に点在しています。

訪ねるなら、何と合わせる?

伊勢神宮のある伊勢市は、酒蔵と合わせて旅程に組み込みやすい町です。蔵見学の可否は蔵ごとに違うので、公式サイトで確認しましょう。GI三重のサイトでは、伊勢海老、牡蠣、蛤、真鯛、あのりふぐなど、地元の食材とお酒の組み合わせが紹介されています。

三重県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
清水清三郎商店鈴鹿市3
宮﨑本店四日市市1
森喜酒造場伊賀市1
大田酒造伊賀市1
瀧自慢酒造名張市1

三重県のお酒

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

三重日本酒2020年6月19日国税庁の一覧

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