北海道の焼酎
北海道の日本酒は、厳しい冬の寒さを生かしてゆっくり発酵させる酒が中心で、近年は道産の酒米「吟風」「彗星」「きたしずく」で仕込む、雑味の少ないきれいな味わいの酒が増えています。
北海道には、KIKIに2の蔵元と4本の焼酎があります。掲載酒でいちばん多い種類は焼酎。代表銘柄は「すごむぎ」「すごいも」「鍛高譚」。720mlあたりの価格の中央値は1,518円(42本、2026年10月1日時点)です。
- 北海道地方
北海道の水・気候は日本酒にどう効く?
北海道は冬の寒さが厳しく、この寒さは低温でじっくり発酵させる酒造りに向いています。旭川では大雪山系の伏流水が酒造りに使われています。以前は気候の関係で酒造好適米が育ちにくく、多くの蔵が本州から米を取り寄せていました。
北海道の酒米はどんなもの?
北海道は1990年代末から酒造好適米の開発を進め、現在は「吟風」「彗星」「きたしずく」の3品種が代表的です。組合は、大粒で心白が大きく、タンパク質が少ない点を特徴に挙げています。タンパク質が少ないと、雑味が出にくい酒になります。「米も水も北海道」の酒を造る蔵が増え、道外の蔵でも使われています。
北海道の日本酒はどんな味?
道産米を使った酒は、雑味が少なく、なめらかできれいな味わいのものが多いといわれます。品種ごとに違いがあり、吟風はふくよかな味わい、彗星は繊細な味わい、きたしずくはその中間の柔らかな味わいだと紹介されます。ただし蔵ごとの個性が大きく、全部が同じ味ではありません。
北海道の日本酒の歴史は?
江戸時代には、江差、松前、函館などで小規模な酒造りが行われていたといわれます。本格的な酒造りは、1872年に能登から来た柴田與次右衛門が札幌の創成川沿いに造り酒屋を開いたことに始まると紹介されています。明治期には蔵が増えましたが、酒米は長く本州に頼っていました。
酒蔵が集まるのはどこ?
組合のサイトには18の蔵が載っています。札幌、小樽、函館、旭川、増毛、倶知安、帯広、釧路など、道内各地に点在しています。北海道は広いので、蔵ごとに気候や水が大きく違います。
訪ねるなら、何と合わせる?
旭川の男山酒造り資料舘は入館無料で、酒造りの歴史や江戸時代の資料を見られます。蔵見学は予約が必要な蔵が多いので、公式サイトで確認しましょう。北海道の海の幸、たとえば魚介や、寒い季節の鍋料理と楽しむ人が多く、すっきりした酒は素材の味を引き立てます。
北海道の蔵元
北海道のお酒
| お酒 | 種類 | 蔵元 | 720mlあたり |
|---|---|---|---|
| すごむぎ | 麦焼酎 | 合同酒精 | 339円 |
| すごいも | 芋焼酎 | 合同酒精 | 312円 |
| しそ焼酎 鍛高譚 20度 | 焼酎 | 合同酒精 | 552円 |
| 北海道 清里 樽 25度 | 焼酎 | 清里焼酎醸造所 | 2,249円 |