群馬県の日本酒

群馬県の日本酒は、上毛三山などを水源とする軟水と、寒い酒造期を生かした、口当たりのやわらかな酒が多い産地です。北部の「利根沼田」は、国税庁の地理的表示にも指定されています。

群馬県には、KIKIに1の蔵元と1本の日本酒があります。代表銘柄は「赤城山」。720mlあたりの価格の中央値は1,725円(14本、2026年10月1日時点)です。

  • 関東地方
  • GI 利根沼田

群馬の水・気候・米は日本酒にどう効く?

群馬県酒造協同組合は、県の水は赤城山、榛名山、妙義山の上毛三山などを水源とし、軟水が多くてやわらかな飲み口の酒になると説明しています。酒造期は低温で、寒造りに向いています。酒米では「若水」が平成3年に関東で初めて酒造好適米として認定されました。

群馬KAZE酵母と「舞風」とは?

県は、県酒造組合や農業技術センター、産業技術センターと協力して、オール群馬の地酒「舞風」を開発しました。群馬生まれの酒米「舞風」、「群馬KAZE酵母」などの県開発の酵母、県の仕込み水で造る酒です。

群馬の日本酒はどんな味?

地域や蔵によって気候が違うため、味も一様ではありません。北部の利根沼田については、国税庁の基準が透明感のある味わいの中に適度な旨味があり、余韻にほのかな苦みが残ると説明しています。

群馬の日本酒の歴史は?

国税庁の資料によると、利根沼田では江戸時代に本格的な清酒造りが行われるようになり、文化6年(1809年)には酒造屋が26軒あったと記録されています。当時から蔵同士が「酒師仲間」を作って交流していました。かつては越後杜氏が中心でしたが、今は地域の全ての蔵が蔵元杜氏か社員杜氏の体制です。

地理的表示「利根沼田」とは?

令和3年1月22日に清酒で指定されました。産地は沼田市、片品村、川場村、昭和村、みなかみ町です。米は地域内で収穫した「雪ほたか」「五百万石」「コシヒカリ」のみ、水は地域内で採水し沈殿とろ過以外の処理をしていないものを使います。酵母は「群馬KAZE酵母」「群馬G2酵母」か、地域で採取した蔵付き酵母に限られます。製造、貯蔵、瓶詰めも地域内で行い、GI利根沼田協議会の確認を受けます。

酒蔵が集まるのはどこ?

組合員の蔵は、前橋市、渋川市、高崎市、藤岡市、甘楽町、吾妻郡、みどり市などにあります。利根沼田では沼田市や川場村に蔵があります。

訪ねるなら、何と合わせる?

蔵見学は蔵ごとに条件が違うので、公式サイトで確認しましょう。利根沼田の基準は、山菜の苦みや、地域の豚肉、牛肉、鶏肉の料理との相性を挙げています。

群馬県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
近藤酒造みどり市1

群馬県のお酒

価格:2026年10月1日時点
お酒種類蔵元720mlあたり
赤城山 辛口 本醸造本醸造近藤酒造880円

国税庁の指定記録

国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:

利根沼田日本酒2021年1月22日国税庁の一覧

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