愛媛県の日本酒・焼酎
愛媛県の日本酒は、四国山地の伏流水と瀬戸内の海の幸に育まれた、旨味があってなめらかな、やさしい口当たりの酒です。県は独自の酒米「しずく媛」と、酵母「EK-1」を開発しています。
愛媛県には、KIKIに2の蔵元と3本の日本酒・焼酎があります。代表銘柄は「宝泉坊」「石鎚」「媛囃子」。720mlあたりの価格の中央値は1,452円(63本、2026年10月1日時点)です。
- 四国地方
愛媛の水と気候は?
県には西日本最高峰の石鎚山(標高1,982メートル)を筆頭に、東西に四国山地が連なります。南国ながら冬は山に雪が積もり、寒風が吹くため、酒造りに適した気象条件になります。名水「うちぬき」など、四国山地からの豊富な伏流水が仕込みに使われます。
愛媛の酒米と酵母は?
県産米の「松山三井」は大粒で砕けにくく、高い精米でキレのある淡麗辛口の酒造りに向くとされます。2009年に県が初めて育成した酒米「しずく媛」は、旨味があってやわらかい酒質が特徴です。1998年には県独自の酵母「EK-1」ができ、2022年からは県オリジナル品種の花「さくらひめ」から分離した「愛媛さくらひめ酵母」を使うプロジェクトも進んでいます。
愛媛の日本酒はどんな味?
組合は、白身魚が中心の淡白な食文化に合うよう、旨味があってなめらかな酒だと説明しています。県は東予・中予・南予に分かれ、東予は淡麗ですっきり、中予は淡麗で旨みがあり、南予はどっしりとした味わいだとされます。
愛媛の日本酒の歴史は?
起源は戦国時代の後期にさかのぼり、慶長16年(1611)には伊予の道後酒として名が知られていた記録があります。のちに、越智郡杜氏や伊方杜氏など、多くの技術者が育ちました。
酒蔵が集まるのはどこ?
組合の会員は35(清酒34、単式蒸留焼酎1、みりん1)で、ほとんどの蔵は年間の生産量が180キロリットル以下の小さな蔵です。東予、中予、南予にそれぞれ蔵があり、地域ごとに酒の表情が少しずつ違います。
訪ねるなら、何と合わせる?
組合は松山市の道後にあり、アンテナショップ「蔵元屋」も運営しています。蔵ごとに見学の可否が違うので、公式サイトで確認しましょう。地元の食では、瀬戸内海と宇和海で獲れる白身魚が、旨味のあるなめらかな酒によく合います。
愛媛県の蔵元
愛媛県のお酒
| お酒 | 種類 | 蔵元 | 720mlあたり |
|---|---|---|---|
| 媛囃子 はだか麦焼酎 宝泉坊 25度 | 麦焼酎 | 媛囃子 | 852円 |
| 石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り | 純米吟醸 | 石鎚酒造 | 1,307円 |
| 媛囃子 栗焼酎 おくりおくら 25度 | 焼酎 | 媛囃子 | 984円 |