富山県の日本酒

富山県の日本酒は、立山連峰など北アルプスの清らかな水で造られ、すっきりとしてまろやかな、魚介に合わせやすい食中酒が多いのが特徴です。酒造好適米を使う割合が高いこともよく語られます。

富山県には、KIKIに3の蔵元と6本の日本酒があります。掲載酒でいちばん多い種類は純米大吟醸、よく使われる米は山田錦。代表銘柄は「銀盤」「羽根屋」「立山」。720mlあたりの価格の中央値は1,599円(43本、2026年10月1日時点)です。

  • 中部地方 · 北陸

富山の水と気候は日本酒にどう効く?

県内は3000m級の山々からの清冽な水や伏流水に恵まれ、硬水から軟水まで水の性質が幅広く、各蔵はその水を仕込みに使っています。水の違いが、蔵ごとの味の違いにつながります。

富山の酒米は?

県酒造組合は、酒造好適米の使用率が非常に高いことを富山の酒の特長にあげています。県が育てた早生の「雄山錦」は、粒が大きく心白が出やすく、高く磨く吟醸酒向きの品種で、県産100%の酒も造られています。「富の香」など、ほかの県オリジナル品種もあります。

富山の日本酒はどんな味?

組合によれば、濃厚な辛口でキレのあるお酒から、なめらかなお酒まで幅がありますが、「すっきりまろやかなタイプが多く、どんな料理にも合わせやすい」とされます。蔵は香りの高いタイプ、軽快でなめらかなタイプ、コクのあるタイプなどを造り分けています。

富山の日本酒の歴史は?

組合によれば、蔵の大半は江戸から明治の創業です。地元の人が地酒をよく飲む土地で、蔵は地元の料理に合う味を目指してきたと紹介されています。2022年には県内14の蔵の酒が黒部ダムに貯蔵され、2024年に搬出されました。

酒蔵が集まるのはどこ?

県内の蔵は19と紹介されています。おわら風の盆で知られる富山市八尾、名水の湧く黒部市生地、世界遺産の五箇山、港町の氷見など、土地の風土に合わせた酒が造られています。

訪ねるなら、何と合わせる?

蔵ごとに見学の可否や予約の要否が違うので、公式サイトで確認しましょう。組合は「富山ノ酒と寿司」として、富山湾のすし種に合わせた酒を蔵ごとに造っています。白身の魚には、生地の蔵のようにさっぱりした酒が合うと蔵元が語っています。

富山県の蔵元

蔵元市町村掲載本数
富美菊酒造富山市2
銀盤酒造黒部市3
立山酒造砺波市1

富山県のお酒

価格:2026年10月1日時点
お酒種類蔵元720mlあたり
立山 本醸造本醸造立山酒造850円
羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒純米吟醸富美菊酒造1,599円
羽根屋 純米大吟醸 50 翼 生酒純米大吟醸富美菊酒造1,800円
銀盤 上撰 名水 蘭普通酒銀盤酒造504円
銀盤 純米大吟醸 播州50純米大吟醸銀盤酒造1,319円
銀盤 超特撰 純米大吟醸 米の芯純米大吟醸銀盤酒造4,145円

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