山梨県の日本酒
山梨県の日本酒は、富士山や南アルプスなどの山々の軟水で醸され、やわらかく透明感のある、清らかな味わいが特徴です。
720mlあたりの価格の中央値は1,793円(34本、2026年10月1日時点)です。
- 中部地方 · 甲信
- GI 山梨
山梨の水・気候・米は日本酒にどう効く?
山梨は2000〜3000m級の山々に囲まれ、高い山が湿った風を遮るため雨や雪が少なく、日照が長い一方、冬は底冷えします。山に降った雨や雪は花崗岩や玄武岩などの地層でろ過され、ミネラルをほどよく含む軟水の伏流水になります。この水と冬の寒さで発酵が穏やかに進み、雑味の少ない酒になるとされます。
山梨の日本酒はどんな味?
国税庁のGI基準は、山梨の清酒を「総じて柔らかで、透明感のある清らかな味わい」とします。果実を思わせる優しい香りが立ち、穀物のような旨みとコクが舌に広がります。塩気のある料理と合うとされます。
山梨の日本酒の歴史は?
海のない山梨では、塩物や干物を隣県から運び、武田信玄が奨励したと伝わる甲州味噌も根づいて、塩気のある料理が発達しました。宿場の酒として、遅くとも1796年には村・町・宿場の造り酒屋があったという記録があります。県酒造協同組合は1969年に設立され、2017年には県産の米と水を使う独自の認定制度を始めました。
地理的表示「山梨」とは?
2021年4月28日に清酒で指定されました。国内産米(3等以上)と、南アルプス山麓、八ヶ岳山麓、秩父山麓、富士北麓、富士・御坂、御坂北麓の6水系の水だけを使い、県内で造り、貯蔵し、詰めます。山梨県酒造協同組合が確認します。さらに県産米だけで、アルコール添加なしの酒には「山梨の酒」マークが付く二段構えです。
酒蔵が集まるのはどこ?
組合は酒蔵を水系別に紹介しています。北杜市(八ヶ岳南麓や白州)、韮崎市、櫛形山麓の富士川町、山梨市、富士山の伏流水を使う蔵などがあり、組合員は日本酒と焼酎の12蔵です。
訪ねるなら、何と合わせる?
見学は予約が必要な蔵が多いので、公式サイトで確認しましょう。山梨は、ほうとうや甲州味噌の料理、塩気のある肴とよく合うとされ、日本酒とワインの両方でGIを持つ、全国でも珍しい県です。
山梨県の蔵元
| 蔵元 | 市町村 | 掲載本数 |
|---|---|---|
| 山梨銘醸 | 北杜市 | 0 |
国税庁の指定記録
国税庁が指定した地理的表示(GI)のうち、この県に関係するもの:
| 山梨 | 日本酒 | 2021年4月28日 | 国税庁の一覧 |
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