泡盛の産地と酒造所

泡盛は沖縄県の酒造所で造られていて、酒税の軽減措置の対象になっている泡盛の製造事業者は46者です(2021年3月末時点、内閣府の資料)。沖縄県酒造組合の酒造所一覧には、45の酒造所と協同組合が載っています(2026年9月28日時点)。酒造所は沖縄本島だけでなく、宮古島、石垣島、久米島、伊是名島、与那国島などの離島にも点在しています。

地理的表示「琉球」

沖縄県内の水だけを使い、発酵・蒸留・貯蔵・容器詰めまで沖縄県内で行った泡盛は、地理的表示(GI)「琉球」を名乗れます。麹は黒麹菌(アワモリ菌、Aspergillus luchuensis)で造ります。1995年6月30日に指定された、日本でもっとも古い酒類のGIのひとつです。ラベルに「琉球泡盛」とあれば、このGIの表示です。

沖縄本島

酒造所がいちばん多いのが沖縄本島です。王国の時代に泡盛造りが許されていたのは、首里城に近い三つの地区「首里三箇」だけでした。首里はいまの那覇市の一部で、那覇市はいまも酒造所の多い町です。北部の「やんばる」から南部の糸満市まで、本島じゅうに酒造所があります。

宮古島

宮古島(宮古島市)にも酒造所がいくつもあります。KIKIのカタログでは、菊之露、多良川、池間、渡久山、沖之光、宮の華などの泡盛を掲載しています。

八重山(石垣島・与那国島など)

石垣島(石垣市)には、請福、八重泉、高嶺、池原、仲間などの酒造所があります。竹富町の波照間島にも酒造所があり、「泡波」が造られています。

日本の最西端、与那国島では、蒸留の最初に出てくる度数の高い部分を集めた、60度の「花酒(はなざけ)」が造られています。45度を超える泡盛は、酒税法上の品目では「原料用アルコール」になります(「泡盛」と表示する特例があります)。

久米島・伊是名島

久米島(久米島町)と伊是名島(伊是名村)にも酒造所があり、島の名前を冠した泡盛が造られています。

焼酎も含めた産地の全体は焼酎・泡盛の産地で。

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出典

  1. 国税庁「酒類の地理的表示一覧」
  2. 国税庁「地理的表示『琉球』生産基準」
  3. 内閣府沖縄振興局「沖縄県産酒類に係る酒税の軽減措置の廃止に伴う自立化支援に必要な経費について」(令和6年度 行政事業レビュー 公開プロセス資料)
  4. オリオンビール「首里三箇とは?」
  5. たのしいお酒.jp「与那国島のみで造られている『花酒』って?」
  6. 沖縄県酒造組合「酒造所一覧」
  7. e-Gov法令検索「酒税法」(品目の定義)

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