日本酒と焼酎の違いは?
日本酒と焼酎の違いは造り方で、日本酒は米と米こうじを発酵させて搾る醸造酒、焼酎は芋・麦・米などを発酵させてから蒸留する蒸留酒です。KIKIのデータでは度数の中央値が日本酒15.3度、焼酎25度、720mlあたりの価格の中央値は日本酒1,590円、焼酎1,173円です(2026年10月10日時点)。
| 日本酒 | 焼酎 | |
|---|---|---|
| 原料 | 米・米こうじ・水 | 芋・麦・米・黒糖・ |
| 造り方 | 醸造酒 | 蒸留酒 |
| 法律上の | 22度未満 | 単式蒸留焼酎は |
| 主な | 冷や・常温・燗 | ロック・ |
| 度数 | 15.3度 | 25度 |
| 価格が | 6,425本 | 1,720本 |
| 720mlあたりの | 1,590円 | 1,173円 |
価格と本数は2026年10月10日時点のKIKIのデータ。出し方は数字の
日本酒と焼酎は何が違う?
いちばん大きな違いは造り方で、日本酒は発酵させて搾る「醸造酒」、焼酎は発酵させたものを蒸留する「蒸留酒」です。酒税法でも、清酒(日本酒)は「醸造酒類」、焼酎は「蒸留酒類」と、別の種類に分けられています。
法律の定義は次のとおりです。
- 清酒:米、米こうじ、水を原料として発酵させて、こしたもの。アルコール分22度未満
- 単式蒸留焼酎:穀類や芋類、そのこうじと水などを発酵させ、単式蒸留機で蒸留したもの。アルコール分45度以下
- 連続式蒸留焼酎:連続式蒸留機で蒸留したもの。アルコール分36度未満
単式蒸留焼酎は「本格焼酎」とも呼ばれ、原料の香りや味が残るのが特徴です。KIKIで扱う焼酎は、この本格焼酎と泡盛です。甲類と乙類の違いは焼酎・泡盛の
原料は?
日本酒の原料は米、米こうじ、水です。純米酒は米と米こうじだけで造り、本醸造酒や大吟醸酒などは、これに醸造アルコールを加えます。
焼酎は、穀類や芋類、黒糖などの主な原料に、こうじと水を合わせて発酵させます。主な原料で名前が変わり、さつまいもなら芋焼酎、麦なら麦焼酎、米なら米焼酎、黒糖(と米こうじ)なら黒糖焼酎、そばならそば焼酎です。
どちらもこうじを使う点は同じですが、焼酎は芋や黒糖など、米以外の原料も使えます。原料ごとの違いは焼酎・泡盛の
造り方はどう違う?
日本酒は、もろみを発酵させたあと、搾って(こして)造ります。米のでんぷんを糖に変える糖化と、糖をアルコールに変える発酵が同時に進むのが特徴で、これを並行複発酵といいます。詳しくは日本酒が
焼酎は、発酵させたもろみを蒸留器で加熱し、出てきたアルコールと香りの成分を集めて造ります。本格焼酎に使う単式蒸留機は構造が単純なので、原料の香りや味が溶け込みやすく、芋なら芋らしい、麦なら麦らしい風味が残ります。工程は本格焼酎が
度数はどれくらい違う?
KIKIのデータでは、度数の中央値は日本酒が15.3度、焼酎が25度です(2026年10月10日時点)。法律上の上限は、日本酒が22度未満、本格焼酎(単式蒸留焼酎)が45度以下、甲類焼酎(連続式蒸留焼酎)が36度未満です。
焼酎はそのまま飲むより、水やお湯で割って度数を下げて飲むことがよくあります。
味と飲み方は?
日本酒は米の甘みや旨味、酸味が持ち味で、冷やして、常温で、温めて(燗)と、温度を変えて楽しめます。温度ごとの呼び名は飲み方と
焼酎は原料の香りがはっきり出るお酒で、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りが定番です。25度の焼酎を焼酎6:水4で割ると約15度になり、日本酒と同じくらいの強さになります。割合の目安は焼酎の
値段はどちらが高い?
KIKIの価格データでは、720mlあたりで比べると日本酒のほうが高めです。2026年10月10日時点の中央値は、日本酒が1,590円(価格がわかる6,425本)、焼酎が1,173円(1,720本)で、差は417円です。
これは量(720ml)で比べた数字で、度数の違いは入れていません。焼酎は割って飲むことが多いので、1杯あたりの値段で考えると印象が変わることもあります。中央値は、お酒ごとに在庫のあるいちばん安い出品を720mlあたりに換算し、その真ん中の値をとったものです。出し方はKIKIの
糖質とカロリーは?
本格焼酎と泡盛は蒸留酒なので糖質はゼロ、日本酒は100mlあたり約3.5〜5gの糖質があります。蒸留では、アルコールや香りの成分は気体になって集められますが、糖は蒸発しないので残りません。
ただし、糖質がゼロでもカロリーはあります。25度の焼酎は100mlあたり約140kcal、日本酒は100mlあたり約100〜110kcalで、どちらもカロリーの大部分はアルコールそのものから来ています。梅酒のように焼酎に糖を加えたリキュールは別です。1杯あたりの目安は日本酒・焼酎の
泡盛は焼酎とどう違う?
泡盛は法律上、単式蒸留焼酎(本格焼酎)の一種で、黒こうじ菌で造った米こうじと水だけを原料にした沖縄の蒸留酒です。原料の米をすべてこうじにし、黒こうじだけを使う点が、ほかの焼酎と違います。
KIKIのデータでは、泡盛の度数の中央値は34.8度、720mlあたりの価格の中央値は1,925円(323本)で、焼酎より高めです(2026年10月10日時点)。違いの詳しい説明は泡盛と
ラベルのどこを見ればわかる?
確実なのは、ラベルに書かれた「品目」です。日本酒は「清酒」と表示され、国産米だけを使って日本国内で造ったものは「日本酒」と表示することもできます。
焼酎は次のように表示されます。
- 本格焼酎(単式蒸留焼酎):「単式蒸留焼酎」「焼酎乙類」「本格焼酎」
- 甲類焼酎(連続式蒸留焼酎):「連続式蒸留焼酎」「焼酎甲類」「ホワイトリカー」
- 泡盛:「泡盛」
- 甲類と乙類を混ぜた焼酎:「甲類乙類混和焼酎」「乙類甲類混和焼酎」
日本酒のラベルの読み方は日本酒の
よくある質問
米と米こうじを発酵させて搾った醸造酒は、日本酒と焼酎のどちらですか?
日本酒(清酒)です。酒税法では、米・米こうじ・水を原料に発酵させてこした、アルコール分22度未満の酒が清酒と定められています。
発酵させたもろみを蒸留して造るのは、日本酒と焼酎のどちらですか?
焼酎です。酒税法では「蒸留酒類」に入り、単式蒸留機で蒸留した単式蒸留焼酎(45度以下)と、連続式蒸留機で蒸留した連続式蒸留焼酎(36度未満)の2つがあります。
焼酎は日本酒より度数が高いですか?
多くの場合は高めです。法律上の上限は日本酒が22度未満、単式蒸留焼酎が45度以下で、KIKIのデータでは度数の中央値が日本酒15.3度、焼酎25度です(2026年10月10日時点)。
日本酒と焼酎、720mlあたりではどちらが高いですか?
KIKIの価格データでは日本酒のほうが高めです。720mlあたりの中央値は日本酒1,590円、焼酎1,173円で、差は417円です(2026年10月10日時点)。
糖質ゼロなのは日本酒と焼酎のどちらですか?
本格焼酎と泡盛です。蒸留すると糖は残らないため糖質はゼロですが、アルコールのカロリーはあります。日本酒は100mlあたり糖質が約3.5〜5gです。
泡盛は焼酎の仲間ですか?
はい。泡盛は法律上、単式蒸留焼酎の一種です。黒こうじ菌で造った米こうじと水だけを原料に、単式蒸留機で蒸留した沖縄の蒸留酒が「泡盛」と表示できます。
ラベルに「本格焼酎」と書かれているのは、どんな焼酎ですか?
単式蒸留焼酎(焼酎乙類)のうち、穀類や芋類とそのこうじ、清酒かす、黒糖など、酒税法で決められた原料で造ったものです。単式蒸留機で蒸留するので、原料の香りや味が残ります。